To Women, For Women and By Women Harmony Vol.20 September 2026 私に与えられた弱さの意味 ゴスペル・シンガーソングライター Migiwa やさしさとめぐり合う場所 Reshare Store TOKYO 麻布店 動いて予防する腰痛 理学療法士 水上信智

幼いころ、 お隣のお姉さんが私に大きなペンギンのぬいぐるみをくれました。 私を気にかけてくれたお姉さんの記憶と ベッドの上にいつも置かれていたペンギン。 振り返ってみると、 学校で描いた絵やつくった作品は、 両親がずっと大切に飾ってくれていました。 ずっと大事にしているもの。 誰かに大切にされた経験。 その記憶一つひとつが、今のあなたを形づくっているのだと思います。 そして今、その大切なものを次の誰かにつないでいくとき、 その人が幸せになる瞬間が生まれていくーーーーーー そんな小さな幸せが、これからも紡がれていきますように。 はあもに

CONTENTS 『はあもに』第20号 目次 私に与えられた弱さの意味 ゴスペル・シンガーソングライター Migiwa 日本の暮らしで見つけた、私の生き方 ReShare Store TOKYO 麻布店 ボランティアスタッフ フランシス・べヴァン やさしさとめぐり合う場所 ReShare Store TOKYO 麻布店 心の渇きに気づくとき ばいぶるメッセージ 「Living Out Justice」より 弱さは神様に出会う入り口 いのりのじかん 「Living Out Justice」より 動いて予防する腰痛 理学療法士 水上 信智 はあもにニュース きずな献金2026 タイ・プロジェクト きずな献金2025 台湾プロジェクト報告 4 9 12 14 16 10 18

4 The Gift Hidden In Weakness 私に与えられた 弱さの意味

牛の世話もノヨンくん の毎日のお仕事 5 神奈川県出身。クリスチャン家庭に生まれ、幼少から 教会に通い聖歌隊などで音楽に親しむ。 アメリカでゴスペルを聴き感銘を受け、音楽活動を開始。 ゴスペルCCM大賞アーティストオブザイヤー金賞を受賞。 日本同盟基督教団所属。愛知県在住。 ゴスペル シンガーソングライター 自分にはエネルギーが人より少ないと思っています。苦手なも のが多すぎて生きづらいと感じてきました。いろんなことが重なる とすぐに容量オーバー、バッテリー残量ゼロになって動けなくなりま す。若い頃は、そんな自分が嫌で仕方ありませんでした。「どう して私はみんなと同じようにできないんだろう。」そう思いながら 過ごしてきました。 私は相当に手のかかる子どもでした。人がたくさんいる幼稚 園や小学校に行くことが怖くて毎朝大泣き。母は腕を傷とあざ だらけにしながら娘を学校に引っ張っていく毎日です。それを思 い出すと申し訳なくて胸が痛くなります。幼少期から通っていた 教会学校で聖書にある「終末」の話を聞いてから、「イエス様、 早く来てください。明日の登校時間の前にこの世界を終わりに してください」と毎晩布団の中で必死に祈ったことを覚えていま す。中学生になり、こんな弱い自分じゃだめだ、しっかりと生きて いこうと決心。絵が好きだったので美術部に入り、油絵の制作 にのめり込みました。でも、相変わらず集団生活が怖くて、学 校では自分を押し潰していました。襲ってくる恐怖と必死に戦 いながらやがて心身ともに限界になった中学3年の時、突然心 のスイッチが停止し、学校へ行くことができなくなりました。生き ていく意味がわからなくなり、数年間、引きこもりの生活を送り ました。 私が引きこもっていたその部屋は独立して家を出た兄が使っ ていた部屋で、テレビもパソコンもなく、あったのはCDラジオデッ キ、スケッチブック数冊とギターでした。当時の私にとって、この場 所がすべてでした。無気力の半面、何か込み上げてくるものが あり、色とりどりのクレヨンや絵具をスケッチブックにぶちまけ、絵 や詩を書くことに没頭するようになりました。CDやラジオで音楽 をひたすら聴き、ギターを弾いたりマネして歌ってみたり。あの頃、 人には会いたくないけれど、何かを創作したり表現することで、 少しずつ心を回復させようとしていたのだと思います。 不登校になる前、学校では自分を押し潰していたのに、幼 い頃から通っていた教会ではうるさいくらい伸び伸びしていまし た。同世代の友達、いたずらをしても寛容なお兄さんお姉さん、 声をかけてくれる先生やご高齢の方々、教会が大好きだったの はこのような特別な温かさを持った方々がいたからでした。ところ が、不登校になった私は周りに心を閉ざし、教会にも行けなく なり、虚しさから逃げるようにますます音楽に没頭していきました。 定時制の高校に通い始めたものの数日で行けなくなり、そんな 自分にさらに絶望し、相変わらず部屋にこもる日々でした。 スマホもない当時、聞いていたのはFMラジオのJ-wave。洋 楽の世界観に憧れ、そのうち時々ゴスペルが流れていることに 気づきました。こんなにかっこよく神様を賛美する音楽がある。 いつか本場のゴスペルを聴いてみたいという思いが募りました。 ある日「ゴスペル三昧の旅inナッシュビル」という広告をキリス ト教雑誌で見つけ、何かに呼ばれているような感じがして、どう しても行かせてほしいと親に懇願しました。学校にも外の世界 にも怖くて行けないのに、なぜそんな思いになれたのか不思議 です。知らない方々とのツアー、初めてのアメリカ。大きな不安 を抱えながら、それ以上に自分を変えたいという思いに押し出 されました。 音楽の街と言われるテネシー州ナッシュビルでは、毎年ゴスペ ルの祭典と授賞式が行われ、街がゴスペル一色になり、どこで もゴスペルを聴くことができます。ロック、カントリー、R&B、ヘビメ タなど、多種多様なゴスペルに私は驚嘆しました。全身で喜び 賛美をしているクリスチャンアーティストたちの美しい姿。「私の 目にあなたは高価で尊い。私はあなたを愛している。」聴いてい るうちに、幼い頃暗唱しずっと心の隅にあったこの聖書の言葉 が私の中で生き始め、弱さをまるごと愛してくださる神様の愛に 圧倒され、涙が止まらなくなりました。そこから、自分もこのよう なクリスチャンアーティストになりたい!という思いが芽を出し始 めました。 M i g i w a バッテリー残量ゼロ。心のスイッチ、停止。 音楽の街、ナッシュビルへ

6 人が怖くて外にも出られなかった私が、本場のゴスペルを聴 きたいという一心でアメリカへ行きましたが、すぐに蛹が蝶になり 羽ばたいていったわけではなく、相変わらず押し寄せてくる不安 や自己嫌悪と戦いながら、聖書の言葉によって心の歪みが少 しずつ変えられていきました。 ある日、姉の友人でミュージシャンでもある牧師が私のことを 聞き、心配して連絡をくださいました。今度ゴスペルイベントがあ るから出てみないか、というお誘いでした。音楽は好き、歌うこと も大好き、でも人前に出るのは何よりも嫌いな私ですが、アメリ カでのゴスペル体験と、神様の背中を押す手があまりにも強く、 出演させていただこうと思う気持ちになりました。食べ物がのど を通らなくなるほど不安が襲い、何度も断ろうとじたばたしなが ら迎えた本番の日。秋葉原のビルの一室がライブハウスのよう にセットされていて、そこにいたのは奇抜な衣装を着たアーティス トたち。それだけでもう帰ろうかと思うほど怖そうなその方々も、 もちろん優しいクリスチャン。でも私は終始ビクビクしていました。 いよいよ私の番となり、緊張はピーク。お客さんの前に立ち、もう だめだと思った瞬間、上から温かいものが注がれてきたのがわか りました。緊張でこわばった体がふわっと軽くなり、歌えることの 喜びが湧きあがり、目の前の景色がキラキラと輝いて見えました。 その時、私は全く恐れから解放されて、心から賛美を献げるこ とができました。 何もわからないところから歌い始めて気がつけば20年。自分 から人の中に入っていくことが苦手な私を、神様は「こっちだよ」 と引っ張り、時には背中を押して導いてくださいました。たとえど んなにエネルギーがゼロの状態であっても、不思議と歌だけは、 必ず歌う力が湧いてくるのです。 ところが、私の人生で一度だけ、歌えない時期がありました。 父が胃がんの宣告を受け、それまで健康を絵にかいたような父 が日に日に弱っていく姿に心が押し潰されそうになりながら、私 は必死に神様に父の癒しを祈りました。半年後、病いと戦い 抜き、やせ細った父は天へ帰っていきました。神様は私の願った ようにはしてくれなかった、裏切られたという傷のようなものが心 の底に生まれました。それが神様の御心というのなら、そんな神 様とは歩みたくない、という思いと共に。なんて高慢だったかと 思います。でも、それがその時点の私の信仰でした。 程なくして、喉に何かがつっかえているような違和感を感じる ようになりました。その違和感が日に日に大きくなり、ついに全く 声が出なくなったのです。失意の中、予定されていたコンサート をキャンセルし、菓子折りとCDを持参し、頭を下げに行きました。 謝る言葉さえ口から発せられず、とても惨めでした。どこにでもで きる肉芽腫が、よりによって声帯にできて声を出さなくしている。 まるでもう歌うなと言われているよう。神様への不信感はますま す強くなっていきました。何の力も出なくなり、ふたたび家に引き こもるうちに、以前抱いた一つの願いが浮かびました。 ーーーーー今なら、行けるかもしれない。 背中を押され、一歩踏み出した先に 声を失い、失意の底へ

7 音楽活動を始めて何年か経った頃から、なぜか全力で歌う ことができなくなっていました。教会を訪問すれば、何か素晴ら しい人のようにもてなされるけれど、実際の自分は、礼拝で一 番前の席で居眠り、デボーションもせずいい加減な信仰生活を 送っていました。心の中でおごり高ぶりがむくむくと膨れ上がり、 こんなどうしようもない自分がこんなに大切な活動を続けていい のかと罪悪感を抱えるようになりました。このままではいけない、 どこか成長できる所へ行きたいという思いが沸き上がりました。 声帯の腫瘍がだんだんと小さくなり、少しずつ声が出るように なった頃、以前から行きたかったYWAMというアメリカにある世 界宣教団体の弟子訓練プログラムに申し込むことを決意。急 遽申し込んだので手続きが通っているかもよくわからないまま、 一人暮らしのアパートを引き払い、YWAMに行く準備を始めま した。出発直前に家にビザが届いたときは、神様に「とにかく 行ってこい」と背中を強く叩かれたように感じました。 米国テキサス州のタイラーという小さな田舎町に広大な敷 地を持つYWAMのベースに到着し、右も左もわからないまま 初日の集会の賛美が始まった瞬間、私はこの賛美を味わうた めにここへ導かれたことを確信しました。バンドや賛美リーダーの クオリティもさることながら、神様を全身で感じ、いつまでもここ で賛美していたいと思いました。日本人は私ひとりで言葉が 不自由なぶん、日本語の細かい気遣いのニュアンスのような ものから解放され、子どものように自由な私でいられました。 私もクラスで賛美リードを担当するようになり、歌う機会も少し ずつ与えられていきました。国籍も年齢も境遇もそれぞれでし たが、一つの家にみんなで暮らし、共に奉仕し、ご飯を食べ、 賛美し、夜な夜な語り合う、本当に神の家族でした。今でも 思い出すと懐かしくて、泣きたいような気持ちになります。 最終日、みんなで賛美をしながら、神様の大きく深い愛が 心に迫ってきて涙が止まらなくなりました。ただただ嬉しかった のです。みんなで泣きながらハグをし、こんなにも深い神様の 愛を私はそれまでよくわかっていなかったのだと気づきました。 YWAMでの日々は神様からのプレゼントでした。自分の罪 悪感に苦しみ疲れ果てていた心が、その9か月間で少しずつ 癒されていきました。私の人生の中で最も美しい時間でした。 罪悪感からの出発、人生で最も美しい日々

8 購入をご希望の方は、公式ウェブサイト をご覧ください。試聴することもできます。 3日目の朝 全10曲 2018年制作 ¥2,700(税込) にじゅうまる 全7曲 2017年制作 ¥1,900(税込) 愛の世界 全10曲 2013年制作 ¥2,200(税込) Promised Land 全7曲 2011年制作 ¥1,650(税込) GOSPEL MUSIC Migiwa 帰国直後、声帯が癒されていた私はミッション スクールでコンサートをしました。震える声で歌う私 は、声が出なくなり、どん底から神様に引き上げら れて今ここに立てている、という恵みの証しを、包 み隠さず学生たちに語りました。なんとも懐かしい この感じ。でも、以前と確実に違うのは、自分の 力でやろうという思いではなく、神様が語らせ歌わ せてくださったということ。終わると、安堵と感謝が 溢れました。改めて神様はこの働きに私を召してく ださっていると感じました。 もし病気になっていなかったら、きっと私は歌う目的を見失い活動を続けることはできなかったでしょう。 声が出なくなって初めて、歌えることがどれだけ大きな喜びかを知りました。試練のただ中にいるときは気 づかなかったけれど、神様の希望の計画の中に生かされていることを体感したのでした。置かれた場所で 神様の愛を歌い続けようと、心新たにしました。 心も体も霊も癒され、新しい歩みが始まったすぐの2011年、東日本大震災が起こりました。津波が 東北の街を飲み込んでいくテレビの映像に愕然としながら、私にできることはないかと祈りました。ようやく 東北に援助のために赴くことができた時、物資の整理や炊き出しの手伝いをさせてもらいながら、時折 歌のリクエストをもらいました。こんな時に私の歌が何になるだろう。絶望と混沌に包まれた避難所で、 ぎゅっと目をつむったままギターを弾き、必死に歌いました。 その後も東北で慰問コンサートをさせていただくようになり、ある日もコンサートをした後、被災した方々 とお茶を飲みながらおしゃべりをしていました。すると、ある方が「あなたの言う神様がいるなら、なぜこんな 酷いことが起こるの」と聞いてきました。私は答えることができず、しばらく悩みながら仮設住宅で歌い続 けました。そして、とある仮設で「アメイジンググレイス」を歌っていた時です。想いが溢れて涙が止まらなく なり、途中で歌えなくなってしまいました。すると「がんばってー」という声。私のほうが応援されてしまいまし た。その時確信したのです。なぜかわからなくてもいい、神様はそのひとり子をお与えになったほどに、東 北の皆さんを愛している、と。 祈っても祈っても、なかなか聞かれないと感じる祈りがあります。私は神様にも見捨てられたのか、と思 えるときさえあります。でもきっと、神様の一番良いタイミングがあって、もしかしたらその時まで、あともう ちょっとなのかもしれません。 神様が立たせてくださる場所で 東北で教えられたこと

9 日本の暮らしで見つけた、私の生き方 H er J ou rn ey スタッフやお客さんと会話を楽しみながら、袋詰め をするフランシスさん (写真右)。「『フクロにお入れ しましょうか?』と尋ねると、日本人のお客さんは、 私が敬語を使えることに驚きます。その反応を見 るのも楽しい!」 フランシス・べヴァンさん Frances Bevan ReShare Store TOKYO 麻布店 ボランティア・スタッフ オーストラリアで公務員として働いていた私は、夫の赴任に伴って3年ほ ど前に来日しました。仕事は休職中。日本に来てからずっと、地域で何か 役に立ちたいと思っていました。外国人だけの小さなコミュニティに閉じこもる のではなく、地域の一員として暮らせていることを実感したかったのです。で も、外国人がボランティアを始めることは簡単ではありません。言葉の壁は どこまでも高く、どう探せばよいのかもわかりません。1年ほど前、毎日子ど もの送迎で通っていた通りにReShare Store TOKYO 麻布店 (以下ReShare) ができました。何度も買い物をするうちに、思い切って「ここでボランティアをさ せてください」とお願いしたことが、私の新しい旅路の一歩になりました。この 時の自分の勇気に感謝をしています。 ReShareで一番楽しいのは、人との出会いです。お客さんと初歩的な日 本語や母国語の英語で会話をして、一緒に働くスタッフからさまざまなこと を学ぶ時間が何よりの喜びです。英語が流暢なスタッフもいれば、私のよう に日本語を勉強中のスタッフもいる。日本語でも英語でも地域に貢献でき る、そこがとても特別な場所なのです。ReShareには「お客さんが居心地の 良い場所をつくる」という明確なビジョンがあり、その実現のためにスタッフが それぞれの能力や経験を最大限使っている、とてもプロフェッショナルな職 場です。柔軟に新しいことに挑戦して、地域に開かれているこの活動に加 わっていることがとても誇らしい。生まれ育った国ではないけれど、地域に溶 け込んで「自分の家」に暮らしていると感じます。 もちろん、キャリアの中断に寂しさを感じる時もありました。私は、来日前 までは防衛省の防衛装備品調達チームの責任者であり、調達に関する分 析から政策立案まで担っていたけれど、来日後、ステータスも収入も、仕事 のルーティンも突然失ったように感じたのです。でもそのおかげで、親としてど うあるべきか、親としての視点を大きく変えられました。以前の私は、家で 子どもを育てるよりも、外で働くことのほうが価値があると思い込んでいまし た。でも今は、子どもたちの世話をし、夫が安心して働けるよう家庭を支え、 地域でボランティアをする。その一つひとつの「仕事」が、社会を支える生産 的な活動としてくっきりと見えています。 子育ては経済の中では評価されることが少ないけれど、その価値が小さ いわけでは決してありません。仕事に復帰する日が来たら、私は以前とは 違う気持ちで働けると思います。家で子どもを育てている両親も、地域を 支えている人も、みんな社会にとって欠かせない仕事をしている。そのことを 知った今、以前よりもっと深い感謝と尊敬をもって、人と向き合えるような 気がしています。 オーストラリアでは救世軍のリユース事業は広く知られています。ボラン ティアの働きが救世軍の活動を支えていることも。そして日本で暮らす外国 人の中にも、地域に貢献したいと思いながら、一歩を踏み出せずにいる人 はたくさんいるはずです。私自身も勇気を出して声をかけるまでには時間が かかりました。だからこそ、ReShareが地域と外国人をつなぐ架け橋となり、 もっと多くの人が気軽にボランティアに参加できるように、これからも私ができ ることをしたいと願っています。

10 リシ ェア ストア トウキ ョウ 東京・麻布にあるReShare Store TOKYO 麻布店。 リユースショップであるこの場所で出合うのは、モノだけではありません。 学校帰りに立ち寄る子どもたち。 近況をおしゃべりしに来る常連さん。 車いすで季節の飾りを見に来る地域の高齢者。 日本語を学びながらお店を支えるボランティア。 寄付されたモノが集まり、それを買い求めるお客さんがいるだけではない、 そこは小さな会話や笑顔が行き交う、小さなコミュニティです。 誰かが大切にしていたモノが、次の誰かの手に渡っていく間に、 寄付する人の思いがあり、それを丁寧に受け取り、整え、並べるスタッフたちの手があります。 ReShareでは、人の思いや親切もまた、静かにめぐっているのです。 やさしさと P R E - LOV ED & V I N TA G E FA S H IO N ーーーー 大 切 に さ れ て い た も の 、 次 の 必 要 と し て い る 方 へ ReShare Store TOKYO 麻布店 Pre-Loved & Vintage Fashion 東京都港区元麻布3-12-47 080-6538-9484 OPEN: 木・金・土 10 AM – 4 PM ReShare Store TOKYO めぐり合う場所

11 「ここ、昔は教会だったんですよね?」 そう声をかけられることがある、ReShare Store TOKYO 麻布店 (以下ReShare)は、かつての救世軍麻布小隊(教会にあたる)が あった場所に2025年にオープン。麻布小隊、NewHope コミュニ ティセンター、ReShareと形を変え、地域に向けた活動を続けていま す。ストア責任者は「今でも麻布小隊の時代からのつながりを感じ ることがよくあります」と話します。実際に、小隊に通っていた人や NewHopeの活動に参加していた親子が、お店を訪れます。 「麻布の街に海外の人が増え、オフィスビルが立ち並ぶような街 になって、この場所もその変化に寄り添う形で形を変えてきていると 感じます。地域の人たちがより気軽に立ち寄りやすいものになってい ることが、お客さんを見ていてわかります。」そうスタッフが話すとおり、 ReShareでは、麻布の街を歩く人がふらりと立ち寄り、買い物を きっかけに会話が始まります。観光客や留学生、海外からの滞在 者、子育て中の親たち、高齢者まで、地域の人だけでなく、さまざ まな人がこの場所を訪れ、スタッフとの気軽な会話が弾んでいます。 「お店が混んできて、レジに列ができていても、話し続ける人もいま す(笑)。そういう時はなんとなくスタッフみんながカバーし合うという暗 黙のルールができています。」 この場所を支えているのはスタッフだけではありません。オープンか ら一年の間に、何人ものボランティアが関わってきました。日本語を 学びながら接客をするオーストラリアの女性。京都に旅行中に救世 軍を知り、そこからつながった留学生。実家に帰省中に社会経験 を積みたい大学生。 ReShareでは、「循環」という概念を大切にしています。使わなく なったモノを寄付する人。それを仕分けをして丁寧に陳列する人。 購入する人。そして、それを支えるスタッフやボランティア。それぞれ が自分らしい形でこの場所の輪の中に加わり、一つの輪が回ってい きます。その輪の中で受け渡されるのは、モノだけではなく、大切な 時間や思いやり、そして人とのつながりです。麻布小隊の時代から 受け継がれてきたもの、バザー場で大切にされてきたもの。それは きっと、「人を大切にすること」そのものなのかもしれません。形は変 わっても、その思いは今もReShareの中でしっかりと生きています。 その思いは接客中のどんな小さなやり取りの中でも息づいていま す。店内は、落ち着いた空気に包まれ、商品は丁寧に並べられ、ベ ビーカーや車いすでも入りやすい。マニュアルどおりの接客や決まりきっ た業務のみするのではない、温かい空間づくりを心がけて、地域の 人たちが来やすい、居やすい、話しやすい場所になっています。 まずは、地域の居場所になることーーーーー。 それは開店当初から大切にしてきたテーマだと言います。 スタッフ が「ただのお客さんよりは若干距離が近いような、地域で気軽に話 せる人になれればいい」と話すのは、麻布の街でローカルな会話がで きるところや、車いすやベビーカーで気軽に立ち寄り、のんびりおしゃべ りしながら買い物ができるところはほとんどないからだそう。お店で買っ た布をリメイクして見せに来る人や、家族で海に遊びに行った写真を 嬉しそうに見せた後、子ども服とおもちゃを買って帰る人。車いすでお 店をぐるっと回って季節の商品を楽しむ年配の人。買い物をするだけ ではなく、近況を話しに来たり、ただのんびり時間を過ごしに来る、そ んな光景が日常になっています。明るくてモダンな店内でありながら、 「ここは懐かしい感じがする」、そう話す高齢のお客さんもいるくらい、 どこか古き良き日本の慣習が見える、新しい形のリサイクルストアで す。今の時代、買い物はネットで簡単にできるけれど、人との何気な い会話や顔の見える関係は簡単には手に入りません。ReShareで はそれを求めて何度も訪れる人もいるのです。 「いつか毎日開いているお店になることを目指しています。海外の 人も多い地域なので、地域の人たち同様に外国人のお客さんも増 えてほしいと思っています。」 スタッフたちは皆、自然体で、笑顔を絶やさない、温かい空気をま とってお客さんを迎えています。日本語も英語も飛び交う、どこか海 外のお店のような空間で、いろんな国籍のお客さんたちが思い思い に買い物とおしゃべりを楽しんでいます。そんなReShareに、皆さんも ふらりと立ち寄ってみませんか? きっと、素敵な掘り出し物が見つか り、心がぽっと温かくなる、そんな体験ができるはずです。

ば い ぶ る メ ッ セ ー ジ 12 心の渇き に気づくとき B l e sse d A re Th e Po o r i n S p i r it 資 料 : 救 世 軍 万 国 本 営 ( イ ギ リ ス の 本 部 ) 発 行 デ イ リ ー ・ デ ボ ー シ ョ ン 小 冊 子 「 L i v i n g O u t J u s t i c e 」 よ り

13 こ の 聖 句 は 、 イ エ ス 様 の 「 山 上 の 説 教 」 に 語 ら れ て い る 、 「 幸 い の 言 葉 」 の 一 つ で す 。 私 た ち の 内 側 に あ る 「 霊 的 な 渇 き 」 や 「 貧 し さ 」 が 静 か に 映 し 出 さ れ て い ま す 。 「 貧 し い 」 と い う 言 葉 は 、 少 し 重 た く 感 じ ら れ る で し ょ う か 。 私 た ち は 普 段 、 こ の 言 葉 を 経 済 的 な 苦 し さ や 、 弱 い 立 場 に あ る こ と と し て 受 け 取 る こ と が 多 い か も し れ ま せ ん 。 で も 、 こ の 聖 句 が 語 っ て い る の は 、 物 質 的 な こ と で は な く 、 私 た ち の 心 の 深 い 部 分 に つ い て で す 。 ど ん な に 忙 し く 毎 日 を 生 き て い て も 、 ど ん な に し っ か り し て い る と 見 ら れ て い て も 、 本 当 は 誰 も が 「 ひ と り で は 生 き ら れ な い 存 在 」 で す 。 私 た ち は 皆 、 知 ら ず 知 ら ず の う ち に 、 人 生 の あ ら ゆ る 場 面 で 、 愛 や 支 え 、 導 き を 求 め な が ら 歩 ん で い ま す 。 そ の 心 の 奥 に あ る 必 要 を 、 聖 書 で は 「 イ エ ス 様 を 必 要 と し て い る 」 と 伝 え て い ま す 。 自 分 の 弱 さ や 足 り な さ を 認 め る こ と は 、 決 し て 恥 ず か し い こ と で は あ り ま せ ん 。 む し ろ 、 「 自 分 だ け で は 十 分 で は な い 」 と 気 づ く 時 、 私 た ち の 心 は イ エ ス 様 の 恵 み に 向 か っ て 開 か れ て い き ま す 。 そ れ は 「 幸 い な 状 態 」 で す 。 な ぜ な ら 、 イ エ ス 様 の 豊 か な 愛 を 求 め る 人 を 、 イ エ ス 様 は 決 し て そ の ま ま に は さ れ ま せ ん 。 疲 れ た 心 に 安 ら ぎ と 力 を 与 え 、 不 安 の 中 に い る 人 に 平 安 を も た ら し 、 進 む べ き 道 が 見 え な い 時 に は 静 か に 導 い て く だ さ い ま す 。 私 た ち の 努 力 だ け で は 届 か な い と こ ろ に も 、 神 様 は 手 を 伸 ば し て く だ さ る の で す 。 そ の 力 は 、 単 に 「 が ん ば れ る よ う に す る 」 だ け で は あ り ま せ ん 。 傷 つ い た 心 を 癒 し 、 信 仰 を 育 て 、 私 た ち の 内 側 を 少 し ず つ 新 し く 変 え て く だ さ い ま す 。 そ の 変 化 は や が て 、 周 り の 人 を 励 ま し 、 支 え る 温 か い 力 に も な っ て い き ま す 。 「 心 の 貧 し さ を 知 る 謙 遜 な 人 は 幸 い で す 。 神 の 国 は そ う い う 人 に 与 え ら れ る か ら で す 。」 マ タ イ に よ る 福 音 書 5 章 3 節 ( リ ビ ン グ バ イ ブ ル )

い の り の じ か ん 14 D E V O T I O N 静 か に 心 を 向 け る 時 間 私 た ち は 忙 し い 日 々 を 過 ご し て い ま す が 、 案 外 、 ど こ ま で も が ん ば り 、 な ん と か や れ て し ま う 日 も 多 い も の で す 。 で も 、 ふ と し た 瞬 間 に 、 「 本 当 は 、 足 り て い な い 」 と 気 づ く こ と が あ る の で は な い で し ょ う か 。 誰 か の 言 葉 に 揺 れ た り 、 自 分 の 弱 さ に が っ か り し た り 、 ど こ へ 向 か っ て い け ば い い の か わ か ら な く な っ た り し て 、 怖 気 づ い て し ま う こ と は あ り ま せ ん か 。 そ ん な 私 た ち に 、 聖 書 は 「 そ の ま ま で い い よ 」 と 、 静 か に 語 り か け ま す 。 自 分 の 足 り な さ に 気 づ き 、 「 自 分 だ け で は 十 分 で は な い 」 と 知 る と き 、 心 を 神 様 へ 向 け れ ば い い の で す 。 疲 れ た 心 も 、 弱 さ を 抱 え た 自 分 も 、 神 様 は や さ し く 受 け 止 め て く だ さ い ま す 。 だ か ら 、 今 日 、 無 理 に 強 く な ろ う と し な く て も 大 丈 夫 で す 。 足 り な い ま ま 、 そ の ま ま の あ な た が 、 神 様 の み 前 に 立 つ こ と 、 そ こ か ら 恵 み は 始 ま っ て い き ま す 。 弱さは 神様に出会う 入り口 「 わ た し の 恵み はあ なた に十分で あ る 。 力 は 弱 さ の 中で こそ 十 分に発揮さ れ るの だ 。 」 コ リ ン ト の 信 徒 へ の 手 紙 二 1 2 章 9 節 We a k ne ss I s t h e D o o r t o G o d

15 R E S T 心 を 休 め る 時 間 「 急 ぐ こ と は 、 私 た ち の 霊 的 生 活 の 最 大 の 敵 で あ る 」 ーーーーー ダ ラ ス ・ ウ ィ ラ ー ド き ょ う 、 あ え て 活 動 の 手 を 止 め て 少 し だ け 立 ち 止 ま っ て み ま せ ん か 。 「 何 か を し な け れ ば 」 と い う 思 い が ど れ ほ ど 自 分 の 中 に 占 め て い る か 、 見 つ め て み る 。 や る こ と リ ス ト を 脇 に 置 い て 、 深 呼 吸 し て み る 。 何 か を 「 す る 」 時 間 で は な く 、 た だ 「 い る 」 時 間 を 味 わ っ て み る 。 神 様 は 、 そ ん な 静 か な と こ ろ で 出 会 っ て く だ さ い ま す 。 急 が ず に 過 ご す こ と で 、 あ な た が ど れ ほ ど 神 様 を 必 要 と し て い る か が わ か る の で す 。 P R A Y E R 祈 る 時 間 神 様 、 日 々 が ん ば っ て い る 私 を 受 け 止 め て く だ さ り 感 謝 し ま す 。 心 に 足 り な さ を 感 じ る 時 、 あ な た に 頼 る こ と を も う 一 度 教 え て く だ さ い 。 や る べ き こ と を い っ た ん 手 放 し て 、 あ な た と 静 か に 過 ご す 時 間 を 与 え て く だ さ い 。 そ し て 、 あ な た か ら の 恵 み を 両 手 に い っ ぱ い 受 け 取 る こ と が で き ま す よ う に 。 き ょ う も あ な た と 一 緒 に 歩 む こ と が で き る 喜 び を 感 謝 し ま す 。 ア ー メ ン W E E K L Y C H E C K 1 週 間 を 振 り 返 る 時 間 こ の 一 週 間 、 あ な た が さ ま ざ ま な 形 で 人 の た め に 生 き よ う と し た 場 面 を 振 り 返 り ま す 。 ● ど ん な 人 と 出 会 い ま し た か ? そ の 人 の 言 葉 や 表 情 を 思 い 出 し て み て く だ さ い 。 ● そ の 出 会 い は 、 あ な た に 何 か を 問 い か け た り 、 心 を 揺 さ ぶ っ た り し ま し た か ? R E F L E C T 心 に 問 い か け る 時 間 ● 心 が 空 っ ぽ の 時 、 神 様 を 近 く に 感 じ た こ と が あ り ま す か ? ● 自 分 の 力 に 頼 り す ぎ て い る 部 分 は ど こ で す か ? ● 神 様 に ゆ だ ね る 必 要 が あ る 部 分 は ど こ で す か ? 資 料 : 救 世 軍 万 国 本 営 ( イ ギ リ ス の 本 部 ) 発 行 デ イ リ ー ・ デ ボ ー シ ョ ン 小 冊 子 「 L i v i n g O u t J u s t i c e 」 よ り

8 動いて予防する 腰痛こんな悩みを抱えていませんか? 朝起きると腰が痛い。長く座っていると腰がつらい。 「年齢のせいだから仕方ない」と痛みを我慢している ーーーーーー 腰痛は骨などへの負担やさまざまな要因で起こりますが、日頃の姿勢や運動不足、 筋肉の緊張などが関係していることも少なくありません。痛いからといって動かずにいる とかえって長引いてしまうこともあります。毎日のちょっとした心がけや体操を続けること で、腰への負担を減らし、痛みの予防になるのです。 今日からできる簡単な習慣を始めてみましょう。 16 腰痛の新常識! ■ 痛いからといって寝てばかりではかえって長引く ■ 同じ姿勢を続けないことが大切 ■ 検査で異常がなくても、痛みは起こる ■ 筋肉の疲労による痛みもある ■ 筋肉は鍛える前に緩めることが大切 寝ながらできる腰痛予防体操 座ってできる腰痛予防体操 用 意 す る 物 フ ェ イ ス タ オ ル 丸 め た タ オ ル を お 尻 の で っ ぱ り に 当 て て 座 る 。 手 を 前 で 組 み 、 息 を 吐 き な が ら 上 体 を 丸 め る 。 P O I N T み ぞ お ち を し ま う イ メ ー ジ 。 息 を 吸 い な が ら 上 体 を 起 こ し 、 胸 を 開 く 。 P O I N T 腰 を 反 ら せ な い 。 み ぞ お ち を 突 き 出 す 。 1 2 ■ 息 を 吸 い な が ら 背 中 を 丸 め る 。 ■ 息 を 吐 き な が ら 背 中 を 反 ら す 。 P O I N T 腰 で は な く 、 胸 を 動 か す よ う に 。 ■ 息 を 吐 き な が ら 片 足 を 抱 え て 2 0 秒 止 め る 。 ■ も う 片 方 の 足 も 同 じ よ う に 。 P O I N T お 腹 の 力 を 抜 き 、 お 尻 や 腰 を の ば す 。 1 2 3 用 意 す る 物 バ ス タ オ ル 2 枚 ■ 息 を 吐 き な が ら お 尻 を 5 秒 間 持 ち 上 げ る 。 ■ お 腹 と 腿 が 一 直 線 に な る と こ ろ ま で 上 げ る 。 ■ 息 を 吸 い な が ら お 尻 を ゆ っ く り 戻 す 。 P O I N T 足 裏 全 体 を 床 に つ け 、 お 尻 に 力 を 入 れ る 。 水上信智 理学療法士 ブース記念老人保健 施設グレイス施設長

17 こんなときは病院へG O ! こんな症状があるときは、 無理に動かず、専門家に診てもらいましょう。 9 歩くことも立派な予防です ひざを曲げて腰を落としから、荷物を体に 引き寄せ、立ち上がる。 P O I N T 体をひねらずまっすぐ立ち上がる。 前傾姿勢を避け、長時間同じ姿勢にならないように。 クッションなどを腰に当てて、すき間をなくす。 P O I N T 机といすの高さをチェック! 肩が上がらず、腰を丸めずに作業できる高さに。 重い物を持ち上げる時は… デスクワークや運転が多い時は… その姿勢や動作、 大丈夫? 腰に負担のかからない姿勢や 動きを心がけましょう。 毎日の環境を チェックしてみよう 身の回りや作業環境を見直して、 腰痛を予防しましょう。 適度な温度に保つ。 適切な明るさを保つ。 床面を滑りにくくする。 振動を軽減するための 工夫をする。 適切な設備の位置や 広さを保つ。 福祉用具を使う。 「運動しなくちゃ」と気負わなくても大丈夫。 日常生活でいろいろな身体の部分を使うことに加えて、全身運動としてウォーキングを取り入れましょう。 買い物や散歩など、1日15〜20分ほど歩くだけでも、腰まわりの筋肉がほぐれ、腰痛予防につながります。 まずは、きょう、少し遠回りして歩いてみませんか? P O I N T 前方遠くを見て、腕を大きく振り、大股で歩く。 ■ 安静にしても痛みが治まらない ■ 夜間に痛みが悪化する ■ 足がしびれる ■ 足の力が入らない ■ 歩行時につまずきやすい ■ 排尿や排便がしにくい(または我慢できない) ■ 腰痛に加え38度以上の熱がある ■ 原因不明で急激に体重が減った 水上 信智 Nobutomo Mizukami 理学療法士、鍼灸師。1994年より救世軍 ブース記念病院(前)での勤務を経て、2025 年にブース記念老人保健施設グレイス施設長 に就任。東京都出身。

18 人々の「灯台」となり、 「盾」となるために ONLINE DONATION HARMONY NEWS きずな献金2026 「タイ貧困地域の女性と子どもたちへの支援」プロジェクト 「 き ず な 献 金 」 は 、 毎 年 救 世 軍 の 女 性 部 が 行 っ て い る 、 女 性 や 子 ど も た ち を 支 え る た め の 海 外 支 援 募 金 で す 。 2 0 2 6 年 の 支 援 先 は 、 タ イ 。 そ の 北 部 の 山 岳 地 に 、 息 を の む よ う な 美 し い 自 然 と 文 化 に 恵 ま れ た チ ェ ン ラ イ と い う 県 が あ り 、 そ の 丘 陵 に 沿 っ て た く さ ん の 山 岳 民 族 が 暮 ら し て い ま す 。 そ こ で は 、 清 潔 な 水 や 医 療 、 安 全 な 交 通 手 段 が 限 ら れ 、 子 ど も た ち の 教 育 の 機 会 や 大 人 た ち の 雇 用 の 選 択 肢 が 制 限 さ れ て い ま す 。 タ イ の 救 世 軍 は そ う し た 地 域 の 人 々 に 寄 り 添 い 、 食 料 や 衣 料 の 提 供 、 子 ど も た ち の 学 び を 支 え る 活 動 、 職 業 訓 練 プ ロ グ ラ ム な ど を 行 っ て い ま す 。 さ ら に 、 こ の 地 域 は ミ ャ ン マ ー や ラ オ ス と い う 国 々 と 隣 接 し て お り 、 社 会 的 に 脆 弱 な 状 況 に あ る 人 々 は 、 人 身 取 引 業 者 に と っ て 格 好 の 餌 食 と な り ま す 。 救 世 軍 は 、 教 育 プ ロ グ ラ ム や 啓 発 活 動 を 通 し て 、 狙 わ れ や す い 女 性 や 子 ど も 、 若 者 と 知 識 を 共 有 し 、 自 分 で 詐 欺 や 勧 誘 の 手 口 に 気 づ き 、 自 己 防 衛 で き る よ う 支 援 し て い ま す 。 タ イ の 最 も 孤 立 し た 危 険 な 地 域 に お い て も 、 す べ て の 大 人 や 子 ど も が 守 ら れ 、 大 切 に さ れ る べ き 存 在 で あ る こ と を 示 す こ れ ら の 尊 い 活 動 に 、 皆 様 の ご 協 力 を お 願 い い た し ま す 。 募金の お願い

お問合せ 救世軍本営 女性部はあもに係 TEL:03-3237-0881(代) FAX:03-3237-3588 E-mail:jpn.women.harmony@jpn.salvationarmy.org 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-17 『はあもに』 定期購読 1冊/200円(税込・送料別) 年間3回発行(1月、5月、9月)年間600円(税込・送料別) ぜひ定期購読をお近くの救世軍へお申し込みください ※売上の一部を「きずな献金」として海外支援に用います 次号 2027年1月発行 発行日 2026年9月1日 はあもに第20号 発行所 救世軍本営 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-17 TEL: 03-3237-0881 発行者 西村保 編集責任者 西村和江 編集者 山谷昌子 石川芳子 齋藤惠子 田中民(グラフィックデザイナー兼) 創立者 ウイリアム・ブース 大将 リンドン・バッキンガム 聖書は新共同訳を使用しています ©共同訳聖書実行委員会 ©日本聖書協会 ©本誌掲載の記事・写真・イラスト等の無断転載・使用を禁じます 救世軍は、キリスト教(プロテスタント)の教会で、伝道活動とともに、様々 な問題で苦しみ、助けを求めている人々のために、130以上の国で社会福 祉・教育・医療などの支援を行っています。詳しくはホームページをご覧ください。 https://www.salvationarmy.or.jp Facebook Email 19 Instagram きずな献金2025 「ワンダフル・メロディ」プロジェクト 台湾の救世軍タイピン分隊では、経済的に不安定な家 庭や育児放棄を経験した子どもたちなど、さまざまな困難を 抱える子どもたちを受け入れています。子どもたちが安心し て過ごせる居場所となることを願い、金管バンドを通して音 楽を楽しく学ぶ機会を提供しています。 きずな献金2025「ワンダフル・メロディ」プロジェクトでは、 不足している楽器の購入資金を支援するため、全国の皆 様に献金へのご協力をお願いしました。お寄せいただいた献 金1,509,939円(そのうち99,622円は『はあもに』売り上 げより)を、2026年4月に台湾へ送金いたしました。 ところが、その後、現地では予期せぬ出来事が起こりまし た。タイピン分隊が活動していた建物のオーナーから突然立 ち退きを求められ、分隊は移転を余儀なくされたのです。現 在、信徒の皆さんは当面の間、近隣の小隊で礼拝や活動 を続けています。秋頃には新たな場所を借りて活動を再開 する準備を進めており、環境が整い次第、きずな献金によっ て支援された資金で楽器を購入する計画です。 タイピン分隊の皆さんが安心して集うことのできる新しい 場所が備えられるように、そして、音楽を通して子どもたちの 心が慰められ、希望を見いだしていくことができるよう、引き 続きお祈りくださいますようお願いいたします。 終了報告

そういうわけですから、キリストがあなたがたを受け入れてくださった ように、あなたがたも互いにあたたかく受け入れ合いなさい。 そうすれば、神がほめたたえられるのです。 ローマ人への手紙 15章7節 (リビングバイブル) Therefore, ACCEPT each other just as Christ has accepted you so that God will be given GLORY. Romans 15:7 NLT